マイコーチを作る
自分のゴルフが伸び悩んだ時、プロに教わるのは理想的ですが、
時間やお金をそんなに掛けられない場合は、
心の中にマイコーチを作ってしまいましょう。
巷にはゴルフレッスンの為の教材が溢れています。
書籍やDVD、ネット動画など本当に沢山ありますね。
そして、誰もが思うのは、「どれが良いのか」という事だと思います。
ゴルフ理論は1つではありませんし、
また、ゴルフ理論そのものが、日々進化しています。
そういう意味で、全てのゴルファーに適した教材というものは、
存在しないのかもしれません。
だからこそ自分にとってのNo.1を探し求め、
色々な教材や、書籍を買い集める、
流浪ゴルファーができてしまうのです。
悩めるゴルファーに、今は「~がオススメです!」とは言いません。
しかし、だからといって、「やっぱり自己流」が良い訳でもないのです。
教材やレッスンプログラムを作り出す人は、
ティーチングプロやツアープロ、もしくはゴルフに精通した専門家です。
そのプレーヤーに合う、合わないはありますが、
ひとまずのレベルアップを目指すにあたり、間違っているということは、ありません。
ですから、最初は「書店で目に留まった」、「なんとなくネットの宣伝が気になった」、
もしくは、「教えているプロのファン」でいいと思います。
教材(マイコーチ)を一つだけ選んで、
その間はそれ以外の理論や、アドバイスを受けないように心掛けてください。
一番大切なことは、マイコーチの言っていることを、信じてやり通すことです。
「スイングがバラバラになった」「全然当たらない」と思っても、
それはまだ修正過程です。
マイコーチを決めると、
不調の時に、そのマイコーチの理論から、答えを探すことができます。
つまり、自分で悩まなくていいのです。この点が、自己流と異なるのです。
80台が出せる頃には、教材(マイコーチ)を見極める力がついてきますので、
その際には、また新たなマイコーチを決めるのもいいでしょう。
あるティーチングプロのお話ですが、
ある日、自分の生徒ではない男性から、お礼の電話が掛かってきたそうです。
その男性は、動画サイトにアップされていたプロのレッスン動画を熱心に視聴し、
実行したおかげでとても上手くなったそうです。
そして、うれしさのあまり電話をしてきたとの事でした。
プロからすると直接ではありませんが、
この男性にとっては、そのプロはまさにマイコーチだったわけです。
ゴルフに限らず、何かスポーツをされていた方は、
コーチや監督といった存在の重要性が身に染みていらっしゃると思います。
自己流で伸び悩んでいる、
または色々見聞きしてしまって、訳が分からなくなってしまっている方は、
一度リセットして、心の中にマイコーチを作ってみましょう。